有毒。1本食べても死に至るほどの猛毒を持ち、同じくテングタケ科テングタケ属に属する猛毒キノコのタマゴテングタケ・ドクツルタケとともに猛毒キノコ御三家と呼ばれている。
夏から秋に広葉樹や針葉樹の地上に発生する。
ドクツルタケに比べ、大きさは中型(5~8㎝)である以外、傘、ヒダ、ツバ、つぼの形態はほぼ同じ。
茎の上方に膜質のつば、根元には袋状のつぼをもつ。
色は全体に純白色で、茎の表面が滑らかである。
傘は3~5%KOHで変色しない。
〔似たキノコ〕
→ 近縁種のドクツルタケは、傘が3~5%KOHで変色することや、茎の表面がささくれで覆われていること、本種の柄の髄が帯黄色であることで区別がつく。
→ タマゴテングタケの表面は暗緑色ないしオリーブ褐色。
→ シロカラカサタケ の根元はややこん棒状にふとまる。
|