有毒。 夏から秋、主に広葉樹林地上に発生。
札幌近郊では大半がイボテングタケやテングタケダマシが占め、見かけるのが珍しいキノコになっていますが、郊外では一般的な種類です。
傘は直径8~12(25) ㎝、卵型から半球型を経て平らに開く、表面は灰褐色~褐色(~暗黄土褐色、オリー褐色、銅色)、湿時粘性あり、辺縁は淡色、条線があり、傘全面に白色で扁平な外皮膜の破片(疣)を散在させ、疣は取れやすく、傘の縁に内披膜の残片が垂れ下がる。
〔似たキノコ〕
⇒ テングタケダマシ は小さい錐形の白~淡灰褐色のいぼが多数点在し、傘の周辺部に溝線がある。
⇒ イボテングタケ(Amanita ibotengutake)は テングタケと酷似し、混同されていたが、2002年に独立種とされた。本種よりやや大きく主に針葉樹林に発生する、疣は大型で厚みのある角錐形。
⇒ テングタケモドキ の柄は灰色繊維状、灰褐色の角錘形の鱗片をまばらに付着。
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