スミゾメシメジ

Lyophyllum semitale (Fr.) Kühner ex Kalamees
ハラタケ目_シメジ科_シメジ属


スミゾメシメジ 20100510桜山

 
can be eaten 可食

 可食。  秋にアカマツやコナラ、クヌギの林内地上に群生する。スミゾメシメジの名前のとおりきのこ全体が黒変する性質があるが、 ホンシメジの仲間なので味や歯切れは良い。

 傘は初め半球形で後には平らに開く。
 表面は灰褐色から暗褐色で虫めがねで拡大してみると細かい網目状の模様がある
 ひだは白色で並び方は密。 柄にやや上生から垂生まで変化に富む。
 柄は傘とほぼ同色かやや淡色で根もとには剛毛状の菌糸がある。
 古くなるときのこ全体が黒変する。

〔似たキノコ〕
 → ヒシノミスミゾメシメジ の胞子は菱形。
 → カクミノシメジ の胞子は、ほぼイチジク形~三角形
 → セイヨウカクミノシメジ の胞子は、底辺の短い三角形
 → ミヤマシメジ
 → シロスミゾメシメジ は全体が灰白色。

根もとには剛毛状の菌糸がある
スミゾメシメジ_20090620_桜山