白色、 ヒラタケ型、 林内の落枝上に発生し普通に見られる。
子実体は微小 (径 4-13 mm)、 軟質、 無柄または退化した短い柄を持ち 側生、 ときに背着生、 傘の表面は細軟毛状~繊維状で条線は無い、老成すると汚白色になる、縁部は最初内側に巻く。
肉は厚さ 0.5 mm 以下、 白色、 特別な味や臭いはない。
ヒダはやや疎 、最初白色 のちピンク色、 成熟時帯褐色。
〔似たキノコ〕
→ 本種に外観が酷似したニセコナカブリは、おもに針葉樹の枯れ木や枯れ枝に生え、かさの表面があまり毛羽立たない、胞子がより幅広くて丸みが強い。
→ コナカブリ の表面はいくぶん毛羽立つ、胞子はやや角張った楕円形~短い円筒形。
→ コナカブリモドキ は短い柄が確認できる、胞子紋は青みがかった淡黄褐色。 → チャヒラタケも幼菌時は白いが、肉質がゼラチン質、傘の周辺に条線がある。
|