シラウメタケモドキ

Hemimycena lactea (Pers.) Singer
ハラタケ目_クヌギタケ科_シラウメタケモドキ属


シラウメタケモドキ_20090618_なえぼ公園

 
awful taste 食不適

 秋 アカマツ混じりのコナラ林の落ち枝(樹種不明)から発生
 傘は径0.2〜0.9cm、饅頭形〜鐘形、表面は平滑で灰白色、放射状条線あり。
 ひだは直生し白色で疎。
 肉 ほとんど無し。
 柄は1.5〜2cm、管状で下方に向かって少し太くなり、表面傘と同色で白い粉状、根元に放射状の白い毛あり

〔似たキノコ〕
 → シロコナカブリは傘径 0.2~0.8cm、傘、柄は白色で微毛に覆われる、ヒダはほとんど離生。
 → ヒメシロウテナタケ は傘径 0.3~1.0cm、極めて小形で半透明に近い白色。
 → コオトメノカサ は傘径 1.5~3.0㎝でやや大きい、ヒダは垂生。
 → ヒメオトメノカサ は傘径 0.5~1.5cm、ヒダは垂生、主に針葉樹の腐木や枯れ木上に発生。
 → キクモンクヌギタケ も小型、径 0.4-1.2cm程度、柄に直生または弱く垂生、連絡脈あり。
 → シロホウライタケ は林内枯れ木、落ち枝上に発生する。
 → シロサクラタケ は傘径 2~4cm、ヒダはやや密で連絡脈がある、ときに垂下歯あり。

胞子は紡錘形で一端が細まる