広葉樹の白腐れを起こす白色腐朽菌、針葉樹に発生するのは稀。
傘は半円形~丸山形、幅2~8cm、厚さ0.5~2.5cm、表面は初め毛があるがすぐに無毛、白色~灰白色、のち黄ばみ、無環紋。
肉は柔軟な肉質。乾けば軽くもろくなる。
下面の色は表面と同じ。
管孔は長さ0.5~1.5cm、孔口は微小、円形~不正円形で1㎜間に5~6個。
〔似たキノコ〕
→ シロアミタケ 幼菌は本種に似ている。
→ よく似たオオオシロイタケはツガサルノコシカケ科_オオオシロイタケ属でまったくの別種、表面に毛があり、褐色腐朽菌。
【注】 『日本産菌類集欄』ではオシロイタケの学名は Tyromyces chioneus であり、Oligoporus tephroleucus は誤適用とされています。Oligoporus
tephroleucus は、オオオシロイタケ Postia tephroleuca (Fr.) Jülich の Synonymy の関係にあります。 一部の地方図鑑のオシロイタケの学名に、Oligoporus
tephroleucus が充てられ、褐色腐朽菌の記述があるが、オオオシロイタケの特徴と混同されていたようだ?。
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