オオイヌシメジ

(別名; オオカヤタケ)
Infundibulicybe geotropa (Bull.) Harmaja
ハラタケ目_キシメジ科_オオイヌシメジ属


オオイヌシメジ_20090806_学びの森


 
can be eaten 可食

 秋 林内地上、草原などに発生。
 カサ径7~15cm、初めまんじゅう形から開いて平らになり、さらにやや窪むが、常に中丘を持っている
 表面は平滑、淡なめし皮色、中央部はやや濃色、縁部は最初内側に巻き、やや微毛を有する。
 ヒダは垂生し、白~淡クリーム色、密。匂いは温和。
 柄は根元はややふくらみ、表面は繊維状、頂部は粉状、カサよりやや淡色で中実。
 胞子紋は白色、胞子は広卵型6~9×5~6μm


〔似たキノコ〕
 → オオジョウゴタケの傘は10~30cm、オオイヌシメジの巨大型とみなされることがあるが、カヤタケの変種のようだ。
 → カヤタケ の中心部付近には僅かに細かい片鱗がある。
 → イヌムラサキシメジ の表面は紫色を帯び、胞子は類球型、疣状突起を有する。

オオイヌシメジ_20090806_学びの森
オオイヌシメジ_20111016 神居尻
オオイヌシメジ_20191005、胞子は洋ナシ形_ 6.0-7.7 x 5-6 μm

 
オオイヌシメジ_20191016、
オオイヌシメジ_20191016、胞子は洋ナシ形_ 6.2-8.0 x 6-7 μm