傘の径5cm、平らに開き、やや上に反り中丘を有する。表面は粘性があり薄茶色、中央は濃色でやや皺状。中丘部分を除き全面に明瞭な透明条線がある。
ひだは上生し幅5o。
柄は中実、基部は楔状に細まり地中に入る。柄の表面は粉状で上部白色、下方に向かい粉状鱗片は暗色になる。
傘の表皮は球のう細胞から成る子実層状被で、微毛がある。
縁シスチジアは紡錘形、70−120×20−25μm。側シスチジアは広紡錘形で球頭状で脚部がある、120−145×30−35μm。
担子器は4胞子型だが、2胞子型も散在する。
胞子は、レモン形、14−20×9−12μm。
〔似たキノコ〕
→ フタツミオキナツエタケは2胞子性。
→ フキアゲマルミノツエタケの胞子は類球形、細かなたくさんの小さな窪みが有る。
→ コブリブナノモリツエタケ の胞子は広卵形。 |