ツエタケの仲間の中ではやや大型で、3~8cm、柄の長さは15cm前後
特徴は、傘表面の凹凸上部は濃色で縁取られ全体的に不規則で微細な網目模様を呈している。傘の中心部は中丘(突起)を備え暗褐色、縁は褐色~オリーブ褐色。
ヒダは類白色から黄白色(よれると焼けたオレンジ~オレンジ褐色)でやや疎~疎、直生~やや垂生気味の直生。
柄は暗褐色の砂粒状鱗片に覆われている
明瞭な網目模様を呈するマルミノツエタケと似ているが、マルミノツエタケは傘の中心部が中丘にならず、中心部は濃色ではない。
また、マルミノツエタケは4胞子性であるが、フキアゲマルミノツエタケは2胞子性
胞子の形態、12-20×10-18.5μm、類球形、細かなたくさんの小さな窪み(or 棘)。
担子器は45-62×14‐21μm 、2胞子性
〔似たキノコ〕
→ ブナノモリツエタケ
→ コブリブナノモリツエタケ
→ オキナツエタケ |