マルミノチャヒラタケ

Crepidotus applanatus (Pers.) P. Kumm.
ハラタケ目_アセタケ科_チャヒラタケ属

 
awful taste 食不適

 倒木に発生。
 傘は径 1-5cm、半円形、腎臓形、くさび形、へら形など変化が多い。上面はまんじゅう形から速やかに平らになる、無柄または短い白軟毛を持つ基部がある。

 表面は初め類白色のち肉桂色、ほぼ平滑だが、かすかに微粉状。湿時、縁部に細かい透明条線がある。
 肉は柔らかく指でつぶしても、チャヒラタケのような粘りは生じない。
 ひだは類白色のち肉桂色、密、幅2.5-3.5mm。

 胞子は類球形、4.5-6μm、微細な刺に被われ、表面は細点状。


〔似たキノコ〕
 → ヒロハノチャヒラタケのヒダは幅6mmでかなり幅広感がある。

20170726 sirahatayama・へら形タイプ
20170726 sirahatayama
マルミノチャヒラタケ_20170726 _白幡山、胞子は類球形、表面は微細な刺に被われ4.7-6.5μ
20200626_sakurayama     20200626_sakurayama、担子器
 20200626_sakurayama