マンジュウガサ

Cortinarius multiformis (Fr.) Fr. var. multiformis
フウセンタケ科 フウセンタケ属


マンジュウガサ 20111015 桜山

 
Inedible 食不適

 9月中旬~10月、針葉樹林や広葉樹林の地上に発生する。

 傘は5~10㎝、半円形→丸山形、湿時粘性があり、色は淡黄褐色~帯褐色黄土色。
 肉は傘の中心部分で厚く、端に行くほど薄くなる。
 ヒダは湾生、初め白→明るい灰褐色→茶褐色。ツバは消失性。
 柄は根もとがふくらんだこん棒状、綿状の付着物、色は傘とほぼ同色かやや淡い。


〔似たキノコ〕
 → 同属のニセマンジュウガサより肉厚か?
 → ヒメワカフサタケ は甘い匂いがする。
 → 色合いが似ているフキサクラシメジは、柄の根元がこん棒状にならない、ヒダは薄い肌色。

マンジュウガサ、20180901、胞子紋は褐色。胞子は楕円形、表面に微細な疣  8-10 x 5-6 μm