夏から秋にかけてカラマツ林内地上に発生する。
2016年にクリイロハナイグチの新称が付いた。本種はハナイグチの変種ですが、別種とする研究者もいるようです。
傘の径 5〜12cm、表面の赤みが強く、赤茶色〜赤褐色、管孔は初め黄色で後には汚黄色、肉を傷つけると淡桃色ないし淡サケ肉色に変わる、管孔は1〜3個/mm。
管孔は触るとゆっくりと暗色になることや、胞子がやや幅広い点がハナイグチと異なります。
柄は4〜6cm。
〔似たキノコ〕
→ 煮ると、ハナイグチ S. grevillei よりやや暗色になるが、食感・味など変わりないのでハナイグチと区別する必要は無いようだ。
→ アカチャヌメリイグチ S. glandulosus の管孔が細かいタイプは外観的に本種に類似するが、本種の管孔は放射状に配列することが無く、また、胞子紋は帯褐黄色〜明褐色で紫色を帯びないなどの点で区別できる。
※ 佐藤清吉氏が 2015年 「大雪山のきのこ」 で発表したオクハナイグチ(仮称) と同種。
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