ヒメツチグリ
   
 (別名;ヒメツチガキ)
Geastrum schmidelii Vittad.
Current Name: Geastrum nanum Pers.
ヒメツチグリ属 ヒメツチグリ科 ヒメツチグリ目

ヒメツチグリ_20200912_定山渓

 
 Unclear 食毒不明 .

 夏〜秋、林内腐植の多い地に発生。
 幼菌は球形、径 5〜8mm程度の球形で頂部がやや突出し、表面は淡黄土色、熟すると外被が頂部より5〜6片に裂け星形に開き、アーチ形に屈曲して立つ。
 基本体の頂部に嘴型で溝線の明瞭な孔縁盤があり、円座はない。


〔似たキノコ〕
 → ヒメカンムリツチグリ は外皮を4〜5片の星形に開き、アーチ型に屈曲して立ち、円座の口縁部は繊維状、円座がある。
 → コフキクロツチガキ の外皮は6〜10片に裂けて星状に開く

嘴型で溝線が明瞭、円座はない
ヒメツチグリ_20200912_定山渓、胞子は球状、大きさ 4.5-5.5 μm、高さ 1μm程度の小さな疣によって装飾される、