トドマツ、アカエゾマツなどの針葉樹の落葉上に群生する。
幼菌は球形、はじめ地中にあるが成熟後地上にでて、外皮を4~5片の星型に開き、アーチ型に屈曲して立つ。
内皮は短柄、白色微粒を帯び、円座があり孔縁部は繊維状。
〔似たキノコ〕
→ ヒメツチグリ には円座が無い。
→ コフキクロツチグリ の外皮は成熟・裂開すれば、最外層の菌糸膜と共に子実体の直下に皿状に残る。
→ 本種は外皮をアーチ型に屈曲して立つが、タイコヒメツチグリ(糟谷)Geastrum fornicatum (Huds.) Hook.は外皮の縁を内側に曲げてまっすぐに直立。
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