ベニヒダタケ

Pluteus leoninus (Schaeff.) P. Kumm.
ハラタケ目_ウラベニガサ科_ウラベニガサ属

ベニヒダタケ_ 桜山 2014.08.16.

 
can be eaten 可食

 初夏~初冬 広葉樹の枯れ木、シイタケのほだ木などに発生。

 傘径2~6cm、まんじゅう形から平に開き、中央付近にシワがある。傘の色は鮮黄色で、周辺に条線がある。
 ヒダは密で初め白くやがて肉色になる。
 柄は2~6cm、黄白色、繊維状。


〔似たキノコ〕
 → キイロウラベニガサ の傘は黄褐色。
 → ヒイロベニヒダタケ の傘は鮮やかな橙紅色。

20111015 _桜山
20180620_白旗山 20180620_白旗山
ヒダは離生、初め白くやがて肉色 傘の表皮
胞子紋は肉色 胞子は広楕円形、平滑、5.5~6.5 × 4.5~5.5μm





ベニヒダタケ近縁種(和名無し)

Pluteus mammillatus (Longyear) Minnis
ハラタケ目_ウラベニガサ科_ウラベニガサ属

 
 Unclear 食毒不明

 柄に「つば」を形成する、その他の特徴はベニヒダタケと同じ。

 柄の下半分に壊れやすい白っぽい色から淡い黄色がかったツバがありますが、ツバは成長とともに失なわれるか、あいまいな痕跡を残します。


〔よく似たきのこ〕
 → ベニヒダタケ〔P. leoninus〕
 → キイロヒメベニヒダタケ(仮)〔P. cf. chrysophlebius 〕

胞子は部分球形、または広楕円体、5-6.5 x 4.5-5 µm