傘の径2~4cm、表面は黄褐色で平滑な表面をしているが、中央付近に小じわがあるものもある。周辺部には放射状の条線がある。
柄は下方にやや太まり、表面は繊維状、中空、上部は太さ約3mmで帯黄色、下部の太さは約5㎜。
ひだはピンク色を帯び、密、柄に離生する。
表皮は子実層状被で、幅38μm以下の類球~洋なし形の細胞から成る。
〔似たキノコ〕
→ ベニヒダタケ Pluteus leoninus の傘は鮮黄色。キイロウラベニガサはベニヒダタケに非常によく似ており、従来は混同されていたが、かさの表皮の構造において、ベニヒダタケとはまったく異なっている。
→ キアシベニヒダタケ P. romellii の傘は黄色地に暗褐色の繊維状鱗片を放射状に密布している。
→ 名前が似ているキイロウラベニタケはイッポンシメジ属のきのこ。
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