アオゾメタケ

Postia caesia (Schrad.:Fr.) P. Karst.
タマチョレイタケ目_ツガサルノコシカケ科_オオオシロイタケ属


アオゾメタケ_20150905_桜山

Inedible 食不適

 針葉樹の枯れ木に生える。遠目にはオシロイタケのように見えるが近づいてみると表面に白毛がビッシリと生えているので違いがわかる。古くなるに連れ次第に青く変色する。褐色腐朽菌。

 子実体は一年生、座生。傘は半円形で丸山形、幅1〜6cm、傘表面は白色のち黄褐色となり、青味を帯びる、短毛を密生し粗面。
 肉は白色で柔らかい、乾くともろいコルク質、厚さ0.5〜1cm。
 子実層托は管孔状、初め白色だが、しだいに青藍色を帯びてくる。
 孔口は円形で1mm間に3〜4個、口縁は裂けて歯牙状になりやすい。

〔似たキノコ〕
 → オオオシロイタケ は同属でよく似ている。背面は白色〜クリーム色〜灰褐色(まれに暗褐色)。

アオゾメタケ 2015.7.20 滝野の森口