アンズタケ

(別名;コモタケ, シロアンズタケ(川村))
Cantharellus cibarius Fr.
アンズタケ目_アンズタケ科_アンズタケ属


アンズタケ_20150807

 
CAUTION 食注意・弱毒

 夏~秋、林内に発生。しばしば菌輪を作る。食。

 きのこは高さ3~8cm、全体がオレンジ色から卵黄色、不正円形で周縁は浅く裂け波状に屈曲、肉は淡黄色、やや厚く肉質、アンズの香りがある。
 傘の表面はほぼなめらかで中心部がくぼむ場合もある。ひだはしわ状で互いに脈状に連絡しあい、柄に垂生する。
 柄は傘よりやや淡色の場合もある。

〔似たキノコ〕
 → ヒナアンズタケ は小型(2~4cm)、アンズの香りが無く、ヒダが横に連絡しない。
 → アンズタケモドキ はヒダが不完全か、ほとんど無い。
 → トキイロラッパタケ のカサの裏の「しわひだ」は隆起が浅いかほぼ平滑。
 → 名前が似ている ヒロハアンズタケはヒダハタケ属。

 
20150807 20140815_
 
  20211016 桜山     20211016 桜山
 
アンズタケ 20211016 桜山、 胞子紋はクリーム色。胞子は楕円形で、大きさは 7.5-10.0 × 5-6 μm。