ヒロハアンズタケ

Hygrophoropsis aurantiaca (Wulf.: Fr.) Maire
イグチ目 ヒロハアンズタケ科 ヒロハアンズタケ属

ヒロハアンズタケ_20080830 桜山

 
POISON 有毒

 夏から秋にかけて針葉林内の地上や、古い切り株の上に発生する。ヒロハアンズタケとはいうものの、アンズタケとは関係がない。

 傘は初めまんじゅう形で後にはろうと状になる。
 表面の色はくすんだ淡橙黄色から朱赤色で、縁部は最初内側に巻く。
 ひだは柄に垂生し、鮮やかな淡橙黄色。
 柄は比較的細く傘よりも淡色。
 胞子紋は白色~淡黄色


〔似たキノコ〕
 → コゲチャヒロハアンズタケ は傘の表面が暗褐色を帯びること、樹上に生えることで見分ける。
 → カヤタケ のヒダは類白色。

ヒロハアンズタケ_20080830_桜山
ヒロハアンズタケ_20171015 maruyama
ヒロハアンズタケ_20171015 maruyama ヒロハアンズタケ_20171015 maruyama
ヒロハアンズタケ_20150808_桜山 ヒロハアンズタケ_20150808_桜山
ヒロハアンズタケ_20190804桜山、表面乾燥状態 ヒロハアンズタケ_20190804桜山
ヒロハアンズタケ_20190721_丸山、胞子は楕円形、平滑、6.4-7.7x3.8-4.2 μ