広葉樹の枯れ木にはえ、材の白腐れをおこす。材上生。
ごくごく若いうちは食べられが、すぐに硬くなり、当会で食べたことがあるという人はいないようだ。
傘は半円形〜腎臓形、横に太短い柄をつける。傘の長径10〜20p内外、厚さ1〜3p、表面は淡黄茶色、濃色で平らな鱗被を多数帯びる。鱗被は密着しささくれ状にはね上らない。
肉ははじめやわらかい肉質、のち硬くほとんどコルク質になる。
管孔は、白色、柄に垂生し、孔口は放射状で長径1〜2mm。
柄は偏心生〜側生、長さ1〜3センチ、径1cm、表面は淡黄褐色、基部は黒褐色。
胞子は長楕円形、11〜14×4〜5μm。
〔似たキノコ〕
→ ハチノスタケより大型になる。
→ タマチョレイタケ は本種より柔らかい。
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