ハチノスタケ

Neofavolus alveolaris (DC.) Sotome & T. Hatt.
タマチョレイタケ目_タマチョレイタケ科_ハチノスタケ属

ハチノスタケ

 
 awful taste 食不適

 6月上旬〜7月下旬ころ、ヤマグワなどの広葉樹生立木の幹や、トドマツの枯れた枝などに群生〜単生する。春先に前年のキノコが腐らずに形を残していることが多い。

 傘は一般に半円形〜腎臓形で横に短い柄をつける
 大きさは2〜6×1〜4cm程度。厚さは2〜5mm。
 表面は淡〜濃黄茶色、偏平な細かい鱗片を帯び、無毛。
 肉はクリーム色、柔軟な皮質、柄は短くしばしば痕跡状。
 子実層托は管孔状、類白色〜淡クリーム色、柄に垂生、孔口は放射状で長い蜂の巣状、長径1〜3mm、深さ1〜2mm。 


〔似たキノコ〕
 → これとよく似ていて、もう少し細かい管孔を持つキノコにアミヒラタケ がある。
 → アミスギタケ は柄が中心性。

_20170531 sirahatayama
_20170531 sirahatayama
20120728sakurayama 20120728sakurayama
20170531 sirahatayama、ヤマグワの木に発生
ヤマグワの木肌、若葉 胞子紋は白色
ハチノスタケ_20190727 桜山、胞子は長楕円形、平滑 9.6-11.9 X 3-4 μ