有毒。極めて猛毒で致命的。夏〜秋 広葉樹林の地上にぽつんぽつんと生え、ドクツルタケより小型のきのこ。
カサ径5〜6cm、白色のカサの中央を薄いピンク色に染める。ヒダは密で白色。
柄は6〜12cm、上部に膜状のツバを付け、やや繊維状。
カサ中央の色を除けばドクツルタケと見まがうが、柄のダンダラ模様はドクツルタケより不明瞭。
水酸化カリウム(KOH)の3%溶液により黄色に変色する。
〔似たキノコ〕
→ シロタマゴテングタケは傘全体が白色で、柄のささくれがほとんどない。
→ ニオイドクツルタケ は独特の匂いが強烈なので区別容易。
【注】
「日本産菌類集覧」では、アケボノドクツルタケ(青木)の学名に A. subjunquillea var. alba を宛てているがこれは タマゴタケモドキ
A. subjunquillea Imai の変種で傘の色は白〜黄色〜薄茶色のようだ。
北海道のドクツルタケは、高橋郁雄著. 2007. 新版 北海道きのこ図鑑 [増補版]に掲載のドクツルタケAmanita sp. の特徴に合致する。
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