オオズキンカブリ

(別名;オオズキンカブリタケ)
Ptychoverpa bohemica (Krombh.) Boud.

チャワンタケ目_アミガサタケ科_オオズキンカブリ属


オオズキンカブリ


 
CAUTION 食注意・弱毒

 春に草地並びに林内地上に生じる。
 このキノコの柄は非常に脆くて弱い、一方、頭部はかなりしっかりしており相対的にかなり重い。そのため成菌の多くは斜めになって今にも倒れそうな状態となる。

 子実体は孤生あるいは群生、高さはときに20cm に及ぶ。頭部は鐘状、平行な縦しわをもち、淡黄〜淡褐色。
 柄は円筒形、太さ1〜3cm、しばしば基部がわずかに太い。
 子嚢は円筒形あるいは類円筒形、通常 2 個、稀に4 個の子嚢胞子を生ずる。
 子嚢胞子は長楕円形あるいはボート形、平滑、ほとんど無色あるいは黄色をおび、54〜80×12.5〜18 mm と非常に大きい。


〔似たキノコ〕
 このきのこの仲間の毒は揮発性なので熱を加えて毒を抜けば可食といわれているが、有毒あるいは食毒不明な類似種があるので、利用にあたっては注意が必要で、食べないほうが無難です。

 → テンガイカブリ Verpa digitaliformis は頭部は釣鐘形、殆んど平滑だが時にちりめん状の皺がある。
 → トガリフカアミガサタケ(M. patula Pers. var. semilibera (DC.) S. Imai ) はアミガサタケ属、頭部は半分位柄に癒着しており、柄の中は空洞で非常にもろい。

  柄の中はアミガサタケのように空っぽではない
オオズキンカブリ_20160514桜山 オオズキンカブリ_20160514桜山
54〜80×12.5〜18 μm