テンガイカブリ
(別名;テンガイカブリタケ)
Verpa digitaliformis Pers. :Fr.
チャワンタケ目_アミガサタケ科_テンガイカブリタケ属


テンガイカブリ_20180520_丸山

 
CAUTION 食注意・弱毒

 春に、草原や林内地上、笹薮などに単生あるいは少数が散生する。このキノコの柄は非常に脆くて弱い、一方、頭部はかなりしっかりしており相対的にかなり重い。そのため成菌の多くは斜めになって今にも倒れそうな状態となる。
 毒は揮発性なので熱を加えて毒を抜けば可食といわれているが、有毒あるいは食毒不明な類似種があるので、利用にあたっては注意が必要で、食べないほうが無難です。

 子実体は子実層のある頭部と柄からなる。 高さは5〜8pくらいです。老成してくると傘表面はシワ状になります。
 頭部は釣鐘形、径 1.2〜2.5 cm.、高さも同程度、表面は栗褐色から黒褐色、殆んど平滑だが時にちりめん状の皺があり、また古くなると細かい網状にざらつくこともある。
 上面全体が子実層になる。下面中央で柄に繋がり、縁は遊離して垂れ下がり柄と固着することは無い。


〔似たキノコ〕
 → ズキンカブリ Verpa conica は頭部が円錐形で柄が平滑。
 ⇒ 同属のオオズキンカブリ の頭部は鐘状、網目状の縦しわがある。

テンガイカブリ100516_桜山
テンガイカブリ100516_桜山
 
 テンガイカブリ_20180520_丸山   頭部は柄の上部にのみ癒着しています
 
 テンガイカブリ_20180520_丸山、24〜29×12〜14μm    テンガイカブリ_20180520_丸山、22〜28×12〜13μm
20170521_丸山  子嚢胞子、20〜25×9〜14μm
テンガイカブリ_20150509_桜山 テンガイカブリ_20150509_桜山、20〜25×9〜14μm
テンガイカブリ_20180520_丸山