ニセカイメンタケ

(別名;ヤワラタケ)
Onnia tomentosa (Fr.) P. Karst.
タバコウロコタケ目_タバコウロコタケ科_オンニア属


ニセカイメンタケ_20020916_支笏湖

 
Inedible 食不適

 夏~秋、マツ類の根元に発生。
 きのこは円形~扇形で有柄、径5~10cm、表面は黄褐色で同色の厚い毛被をこうむり、環紋は不明瞭。
 下面は黄白色~黄褐色。
 管孔は、3~4個/1mm。
 胞子は広楕円形~卵形、4〜6 x 3-3.8 µm。


〔似たキノコ〕
 ヒメオツネンタケ(C. pusilla )は、いっそう小型で、腎臓状~イチョウの葉状できわめて肉薄なかさの一端に細い柄がつくこと、広葉樹(スダジイなど)の枯れ木上や、常緑広葉樹林内のコケにおおわれた地上に発生することなどによって区別される。
 カイメンタケは大型。
 オツネンタケにやや似る。