キツネノロウソク
Mutinus caninus (Huds.) Fr.

スッポンタケ目_スッポンタケ科_キツネノロウソク属


キツネノロウソク



 キツネノロウソク
 
Inedible 食不適

 梅雨期〜秋、林内や庭園に群生または単生。
 幼時2×1cm程度の白色長卵形、成熟すると頂部を裂開し柄を伸長し、円錐形の頭部をもち、頭部と柄部の境界が明瞭。
 頭部は低い疣状またはしわ状の隆起があり、暗緑褐色の粘液がつき、やや悪臭を放つ。
 全体の高さ7〜10cm、柄部は紅〜淡紅色で内部は中空、柄部は泡沫状の小室が1〜2層からなる。肉はスポンジ状であるが、もろい。下になると色が淡い。

〔似たキノコ〕
 → キタキツネノロウソク の柄部の泡沫状小室は過半数が外部に開孔する。
 → キツネノエフデとよく似ているが、このきのこは頭部のグレバの付く赤い部分と柄の部分の境が明瞭という点で異なる。
 柄は淡い紅色で下部に行くにつれ少しずつ薄くなることはあっても完全に白くなることはない。 
 → コイヌノエフデ の柄には亀甲模様がある。
  

 
 


キタキツネノロウソク
(本種はキツネノロウソクの一変種です)
Mutinus caninus f. septentrionaris S. Ito

キタキツネノロウソク_20160917 sakurayama

 
awful taste 食不適


 本種はキツネノロウソクの品種(form)とされているが、国際的には学名は認知されていないようだ。

 キツネノロウソクとの違いは 全体および菌蕾が一回り小さいこと、頭部が細くなること、柄部の泡沫状小室が外部に開孔するものが多数を占めることがあげられる。

 子実体は 6〜10×0.5〜0.8p、頭部は円錐形で 0.8〜0.4p 内外で、頂部ときに小孔あり。


〔似たキノコ〕
 → キツネノロウソク は柄部の泡沫状小室が外部に開孔するものはまれである。

柄部の泡沫状小室が外部に開孔している
頭部表面濃紅色で低い疣状突起に覆われる
泡沫状小室が1〜2層ある