ホンシメジ

(別名;ウスズミシメジ, ダイコクシメジ, カブシメジ)
Lyophyllum shimeji (Kawamura) Hongo
ハラタケ目_シメジ科_シメジ属


ホンシメジ 20101016 isiyama

 
Edible mushroom 可食

 秋にコナラ林やアカマ林の地上に群生する。「香りマツタケ、味シメジ」と古くから言われる様に食用きのこの横綱格である。味、歯切れ、舌ざわりともに良い。

 傘は2~8cm、半球形~まんじゅう形、のちほとんど平らに開く。表面は暗灰褐色~淡 灰褐色、平滑、縁部は初め内側に巻く。
 ひだは白~淡クリーム色、密、湾生または直生。

 柄 は長さ3~8cm白色、下部がとっくり状に膨らみ、何本かが合わさって株立ちとなる。大黒様の腹に見たててダイコクシメジと呼ばれている。
 肉は白色、ち密でしっかりしている。

 一般に傘の色により黒タイプと白タイプの二つに分けられるが、どちらも同一種と考えられている。


〔似たキノコ〕
 → ウラベニホテイシメジ の傘の表面は微細な絣(かすり)模様がある。
 → カクミノシメジ の柄は黒ずむので区別できる。
 → イッポンシメジ の柄は捻じれる場合が多い。

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 数年前まで「マツタケ」と「ホンシメジ」は栽培できない食用キノコの代名詞として知られていました。その理由は、これらのキノコが木と共生する菌根菌と呼ばれる種類だからであり、木と共生するメカニズムが解明されなかったため、菌根菌に属すキノコは人工栽培が不可能だったのです。

 しかし、突如として人工栽培のホンシメジが現れます。それはなぜか?
 天然のホンシメジには菌根型の本物と、ハタケシメジに極めて近い腐生型の偽物(隠蔽種)が存在しており、隠蔽種タイプにおいてのみ、ハタケシメジ同様にオガ粉を使った人工栽培が可能になったと言うことのようです。

 なお、菌根型の本物のホンシメジは、感染苗による人工栽培の成功例が報告されておりますので、広葉樹との「共生」という形での人工栽培は可能なようですが、オガ粉による菌床栽培の技術はまだ確立されていないようです。()