春から初夏にかけて,種々の林内や,公園内・草地・路傍などの地上に点々と発生する。 最近,微量の有毒物質(溶血成分)を含むらしいといわれており,食用には供しないほうがよいようである。 きのこは太い柄状部を有する逆円錐形~杯形。 柄状部の表面は縦に走る深い畝を備え,上方の杯状部の外面にかけて血管状に伸びる。 きのこの外面は明らかにざらつき,肉は薄くて非常に脆い。 〔似たキノコ〕 → シワチャワンタケ は柄の部分のみ縦の溝を持つ。 → ノボリリュウ の胞子の形は似ている。