融雪直後(4〜5月頃)、地面に落下したヨーロッパトウヒなどの球果に群生する。
きのこは短柄を備えたワイングラス状〜皿型で径3〜10mm、椀の内面は帯褐灰色〜暗オリーブ褐色〜黒褐色、椀の外面は暗オリーブ褐色〜黒褐色。
胞子は不規則に楕円形で滑らか、7-12×3-5.5μmで、サイズは大きさの幅が広い。
本個体は、まだ若く小さいためか胞子は見られなかった。
〔似たキノコ〕
→ ドングリキンカキンはドングリの古い果実に発生する。
→ マツカサチャワンタケ も地上に落ちたモミ・トウヒ類の実から発生
→ 担子菌のマツカサキノコ は雪融け後の初春に発生、ヨーロッパトウヒなどトウヒ属樹木の埋土した球果に生える。
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