チシオタケ

Mycena haematopoda (Pers. : Fr.) Kummer
ハラタケ目 ラッシタケ科 クヌギタケ属

チシオタケ 拡大画面へ
 チシオタケ_20140920桜山

 
awful taste 食不適

 不食。 夏から秋にかけて、シイ、カシ、コナラ、ミズナラなど、広葉樹の枯れ木、倒木などに束生。
 傘は円錐形から鐘形で、色は赤褐色や淡赤紫色、ピンク色から赤褐色。表面には放射状の条線があり、傘の縁部は鋸歯状のギザギザがある。
 ヒダは、やや疎。やや垂生ぎみの直生。初め白色。後に薄い赤紫色になる。
 柄は、細微な片鱗に覆われ、カサと同色。中空。 カサ、柄とも傷つくと、暗赤褐色の乳液を分泌する。

 チシオタケの名は、傷つけると暗赤色の血液の様な液が出る事に由来する。

〔似たキノコ〕
 同じ様に液の出る種類としては
 → アカチシオタケ(傷つけると橙色の液)、
 → ヒメチシオタケ(傷つけると血紅色の液)、
 → ニセチシオタケ(傷つけると白色の液)などが知られている。

チシオタケ_20140920桜山  
 
チシオタケ 20120818桜山   
 
傷つけると暗赤色の乳液が出る   傷つけると暗赤色の乳液が出る
チシオタケ 20100904 桜山  チシオタケ_20090725_桜山
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チシオタケ_20170603 sakurayama   チシオタケ 20020908_神仙沼
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チシオタケ_20170603 sakurayama   チシオタケ 20101001 厚平内