タマシロオニタケ

Amanita abrupta Peck, Amanita sphaerobulbosa Hongo
ハラタケ目_テングタケ科 テングタケ属


タマシロオニタケ_20080819_

 
POISON 有毒

 有毒。 夏から秋にかけてブナ、ミズナラ林やアカマツ、コナラ林、シイ、カシ林、などの林内地上に発生する。

 傘は径3~7cm、半球形からまんじゅう形となり、さらにほとんど平らに開く。表面は白色、ときに多少淡褐色を帯びる事があり、角錐状の小さいいぼが多数付着するが脱落しやすく、若い個体では縁部につばの破片が垂れ下がる事がある。
 肉は白色、ほとんど無臭。ひだは離生するが、末端が線となって柄の頂部にながれ、白色、密、縁部は粉状。
 柄は8~14cm、基部はカブラ状~球状にふくらみ、表面は白色、小鱗片に 覆われる。
 つばは白色、永存性で柄の上部につく。

〔似たキノコ〕
 → シロオニタケは柄が徳利状。
 → コシロオニタケの疣は柔らかい。