秋 ブナ類などの朽ち木上に散生、単生。
傘径6cm前後、類球形~扁球形で無性基部はほとんどなく、表面は幼時暗白色から淡黄色、濃色の鱗片を付け、成熟すると外被が細烈し褐色小疣状となり脱落する。
内被は淡黄褐色~汚褐色、成熟すると脱落し胞子塊を放散する。
基本体は始め白色ではんぺん状、成熟すると液汁を出して黄緑褐色に変わり、後に古い綿状の塊になる。
風味に癖がなく、肉の白い幼菌を用い、汁物、鍋物、酢の物で味わう。
〔よく似たきのこ〕
→ ニセショウロ は全体が固いが、本種は成熟途中の内部は液汁で満たされているので柔らかくブヨブヨの感触。
※(北陸のきのこ図鑑、P267 )
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