ニセショウロ

Scleroderma citrinum Pers.
イグチ目 ニセショウロ科 ニセショウロ属


ニセショウロ_sakurayama 20170902

 
POISON 有毒

 子実体は2~6㎝、表面は初め類白色のち淡黄土色を経て濃黄土色になり、外皮(殻皮)は厚さ 1mm以上、肉 2~5mm、成熟すると浅くひび割れたり一部はササクレ状。

 基本体は初め類白色に淡紫色、のち帯紫暗褐色になり、切断面をよく観ると小腔室があり、その隙間を白色菌糸が埋めるが如くに走る。金属臭がある。
 胞子は球形で表面は網目状。


〔似たキノコ〕
 → ハマニセショウロ Sclerodema bovista Fr.
 → ヒメカタショウロ Sclerodema areolatum Ehrenb.
 → ザラツキカタカワタケ〔ショウロダマシ〕
    Scleroderma verrucosum (Bull. : Pers.) Pers.

ニセショウロ_20090727_