ススタケ(別名;アオエノコゲイロウラベニタケ)は学名 Entoloma serrulatum (Pers.) Hesler(学名音読み;エントロマ セッルラトゥム)
まんじゅう形の傘は径1.5~3.5cm、表面が濃い暗藍色、中心部がへこみ、乾質で触ると小さな直立した鱗片の感触がある。
柄は傘と同系色、長さ7㎝程度、太さ2~4㎜。
上生する淡青色のヒダは古くなると桃紫色に変わり、やや疎、縁は鋸歯状で暗藍色。
薄い肉にはかすかに芳香がある。
胞子は 9-12 X 6.5-8μm、側面視で不規則な 5〜7角度を有します。
〔似たキノコ〕
色のついたヒダを持つ、よく似た青色系のイッポンシメジ属のきのこには
→ E. chalybaeum は縁が褐色で、青いヒダのギザギザがそれほど深くない。
→ E. caesiocinctum は褐色がかった傘を持つ。
→ E. querquedula は傘がオリーブ色を帯びる。
などがある。
→ キアシフジイロイッポンシメジ は柄の基部が淡黄色を帯びる。
→ コキイロウラベニタケ E. atrum のヒダは初め淡灰色からのち肉色、ヒダに縁取りは無い。
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