梅雨期から秋まで庭先や竹林、林地などに発生する。きのこには悪臭があり、この臭気にさそわれてハエなどが集まってくる。きのこの胞子はハエなどの体に付着してあちこちにまき散らされる。
若いうちは白色の球形で、ちょうど卵の様である。やがてその卵が割れて中から傘を伸ばす。傘は鐘形でその表面に暗緑色の胞子を着けている。
熟すると傘と柄を伸ばし、高さ9~15cmとなる。
柄は円筒形、白色で中空、泡状小室3~4層からなり、表面に多数の小孔を開く。
悪臭を放つグレバを洗い流し、ゆがいて水にさわしてから、中華風のスープの材料に使う。
〔似たキノコ〕
→ マクキヌガサタケ も幼菌時の菌蕾はよく似ている。
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