シロハツモドキ

(別名;カラシロハツ)
Russula japonica Hongo
ベニタケ目 ベニタケ科 ベニタケ属


シロハツモドキ

 
POISON 有毒

 夏~秋、シイ、カシ、コナラ等の広葉樹林地上に群生、散生。 普通は枯葉やゴミをいっぱい被って群生しているが、時々全くゴミのないきれいなものも見かける。

 傘径6~15cm、白色だが、汚黄土色を帯びることが多い。
 ヒダはきわめて密で、白色からクリーム色、さらに黄土色となり、褐色のシミを作る。
 小ヒダはほとんどなくて、ヒダの間には脈連絡が見られることが多い。ヒダは古くなると褐色が濃くなる。


〔似たキノコ〕
 ヒダを傷つけて乳が出るかどうかをまず確かめることが第一段階。
 乳が出なければベニタケ属になり、ヒダが白くて、やや密~やや疎であればシロハツ、 ヒダが密で全体にかすかな青い色が見えればアイバシロハツになり、ヒダがクリーム色なら本種となる。

シロハツモドキ_20090822_桜山