シメジモドキ

(広義名;ハルシメジ)
clypeatum (L.) Kummer
ハラタケ目_イッポンシメジ科_イッポンシメジ属


シメジモドキ 20180516_平岡公園

 
 CAUTION 食注意・弱毒

 4~5月頃、サクラ、ナナカマドなどバラ科の樹下に発生する。可食、ただし生で食すると消化器系の中毒を起こすといわれており、しっかりと火を通して利用すること、ウメハルシメジに比べると味は劣る。

 傘は初め鐘形からまんじゅう形で、最後には平らに開く。色は灰褐色からねずみ色。表面には暗色の繊維状の模様があり、乾燥すると傘のヘリの部分から放射状にひび割れます。
 ひだは柄に上生から湾生し、最後には柄から離れてしまう。 並び方はやや疎。色は、はじめ白色でのちには肉色になる。
 柄は白色から帯灰色、中実または髄状。根もとにむかって太くなる場合もある。


〔似たキノコ〕
 → ウメハルシメジ の傘は表面粘性なく、乾燥すると傘の中央がひび割れます。
 → ハルノトガリイッポンシメジ はドロノキやカバノキ樹下に群生。

シメジモドキ 20180516_平岡公園
シメジモドキ 20180512_平岡公園
シメジモドキ 20180512_平岡公園 シメジモドキ 20110515_藻岩
シメジモドキ 20110515_藻岩 シメジモドキ 20110515_藻岩
シメジモドキ 20180512_平岡公園 シメジモドキ 20180512_平岡公園、胞子紋は肉色
シメジモドキ 20180512_平岡公園、球状多角形 8~10μm