ハルノトガリイッポンシメジ

(広義名;ハルシメジ)
Entoloma aprile (Britzelm.) Sacc.
ハラタケ目_イッポンシメジ科_イッポンシメジ属


ハルノトガリイポンシメジ_20140519 isiyama、シラカバの樹下近隣に発生

 
unclear 食毒不明

 傘は3-6cm、初め円錐形、のち釣鐘形、やがて中高に平開する。
 色は灰褐色からねずみ色、乾燥すると褐色~暗褐色、平滑、光沢があり、放射状の繊維状模様がある。
 ひだは柄に上生から湾生し、並び方はやや疎、色は、はじめ白色でのちには帯ピンク色~肉色になる。
 柄は30~70×5~10mm、淡褐色から帯灰色、綿毛状や立ち上がった小鱗片を付けた縦の溝条線が有る。上下同大だが根もとにむかって太くなる場合もある。
 胞子紋はサーモンピンク。
 胞子は 9~12×7.5~10mμ

*写真のキノコは、ドロノキやシラカバの樹下に近接する場所に発生したハルシメジです。バラ科の樹下に発生するウメハルシメジやシメジモドキより胞子のサイズが少し大きいのでハルノトガリイッポンシメジとしました。間違っているかもしれませんが、あしからず!。


〔似たキノコ〕
 → ウメハルシメジ はバラ科の梅林下などに発生します。
 → シメジモドキ の傘は全面繊維状鱗片に覆われる。