ロクショウグサレキン

Chlorociboria aeruginosa (Pers.: Fr.) Seaver: Ramamurthi, Korf et Batra
ビョウタケ目_ビョウタケ科_ロクショウグサレキン属


ロクショウグサレキン_20190904

 
awful taste 食不適

 夏から秋にかけて広葉樹の朽ち木上に単生あるいは群生する。
 きのこはごく小型で全体が青緑色、発生している材木も青く染まっている。雨のあとは特に目立つ。

 柄は常に中心生で短い、青緑色。
 子のう盤ははじめさかずき形、のち椀形から浅い皿状となる、径5oまで、厚さ1o以下。
 子実層は平滑、青緑色で濃色班がある。
 外面は青緑色、微細毛がある。 
 腐朽性は弱い。腐朽材は青緑色。子のう盤や腐朽材は草木染めに利用される。


〔よく似たきのこ〕
 → よく似たロクショウグサレキンモドキは、柄が偏心生で、胞子がより小型(5〜9×1.5〜2.0 μm)である。
 → ヒメロクショウグサレキン の子嚢胞子はやや大きく、 13〜17×3〜4.5μm   

 
ロクショウグサレキン 20121020桜山
ロクショウグサレキン 20121020桜山
ロクショウグサレキン幼菌_20190727桜山