夏から秋にかけて広葉樹の朽ち木上に単生あるいは群生する。
きのこはごく小型で全体が青緑色、発生している材木も青く染まっている。雨のあとは特に目立つ。
柄は常に中心生で短い、青緑色。
子のう盤ははじめさかずき形、のち椀形から浅い皿状となる、径5oまで、厚さ1o以下。
子実層は平滑、青緑色で濃色班がある。
外面は青緑色、微細毛がある。
腐朽性は弱い。腐朽材は青緑色。子のう盤や腐朽材は草木染めに利用される。
〔よく似たきのこ〕
→ よく似たロクショウグサレキンモドキは、柄が偏心生で、胞子がより小型(5〜9×1.5〜2.0 μm)である。
→ ヒメロクショウグサレキン の子嚢胞子はやや大きく、 13〜17×3〜4.5μm
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