レンガタケ

Heterobasidion orientale Tokuda, T. Hatt. & Y-C. Dai
ベニタケ目 ミヤマトンビマイ科 マツノネクチタケ属

 レンガタケ_20070823_鳥柵舞

  
Inedible 食不適

 針葉樹の根株腐朽病菌で根株、立ち枯れ木に発生する。

 子実体は一年生、座生または狭い基部をもつ。
 傘は幅2〜6cm、半円形〜扇形で数多く折り重なって発生する。
 傘表面は初め黄白色、しだいに黄茶色から赤褐色となる、放射状の細かいしわ、不鮮明な環紋がある。
 肉は黄白色〜淡褐色、堅い革質、厚さ2〜3mm。
 子実層托は管孔状、白色、孔口は円形で1mm間に2〜3個、のち迷路状。

 幼菌の頃は全体が白っぽくて、成長とともに黄茶色から赤褐色(レンガ色)の面積が増えていく、やがて全体が暗赤褐色になって白い縁取りが残る。


〔似たキノコ〕
 → ネンドタケ の傘の表面は粗毛あるいは尖った細突起を密布して粗面。
 

レンガタケ_090803_学びの森  
  
レンガタケ 20130616 円山林道  
 
幼菌の頃は全体が白っぽく、レンガ色は見えない   幼菌裏面、孔口は1mm間に2〜3個
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成長とともに赤褐色(レンガ色)の面積が増えていく
 
やがて全体が暗赤褐色になって白い縁取りが残る
レンガタケ_020928_利根別
 背着せず傘を作ったレンガタケ、20121111 留産    孔口は円形で1mm間に2〜3個、のち迷路状
前年のレンガタケ_20190519 丸山 前年のレンガタケ_20190519 丸山
前年のレンガタケ_20180516 白旗山 前年のレンガタケ_20180516 白旗山、孔口は迷路状