ネンドタケ

Fuscoporia gilva (Schw.:Fr.) T.Wagner et M. Fischer
タバコウロコタケ目_タバコウロコタケ科_サビアナタケ属

ネンドタケ老菌_20141011桜山

 
awful taste 食不適

 広葉樹の枯れた枝、幹、倒木、あるいは公園の木道や木製の階段などに群生。白色腐朽菌。

 子実体は一年生、座生~半背着生。傘は半円形~貝殻状、または棚状で柄はない、径3~10cm、厚さ0.5~1cm。多数重なりあい、基部は背着生となって上下に連なる。
 傘の表面は茶褐色~黄褐色、粗毛あるいは尖った細突起を密布して粗面、環紋は不鮮明、表面の手触りは荒い。
 肉は黄褐色、堅い革質。
 子実層托は管孔状、黄褐色~暗褐色、管孔面がやや紫色がかる。
 孔口は微細な円形で1mm間に5~7個。

〔似たキノコ〕
 → チャミダレアミタケの表面はシワ状
 → アカゾメタケの表面は滑らか