可食。 ヌメリスギタケの傘は鮮やかな黄褐色で表面にはササクレ状の鱗片が並び、粘性があります。
また、柄も粘性と多数の燐片があります。
胞子紋はさび色、楕円形 6 -7 × 3 - 4 μm
〔似たキノコ〕
→ ヌメリスギタケは同属のヌメリスギタケモドキ とよく似ています。両者の見分け方は柄の粘性の有無です。ヌメリスギタケには粘性がありますが、ヌメリスギタケモドキにはありません。
→ また、ヌメリスギタケは食べられるキノコですが、同属でよく似たスギタケやツチスギタケモドキは中毒例があるので、採取には注意が必要です。
両者の相違点は発生場所です。ヌメリスギタケが倒木や枯幹に発生するのに対して、スギタケやツチスギタケモドキは地上に発生しますが、スギタケは樹上生のものもあります。
|