ツチスギタケモドキ(仮)

Pholiota sp.
ハラタケ目 モエギタケ科 スギタケ属


ツチスギタケモドキ_20021013_千歳桂木公園

 
awful taste 食不適

 林道地上(路傍や道路上)に発生。以前はツチスギタケと言われていたが、同名のキノコが存在していたのでツチスギタケモドキ(仮称)に名前が変更された。

 傘は5㎝前後(3-7cm)、レモン色地に黄褐色小鱗片を密布し褐色疎鱗片がササクレ状に覆う、中央付近はササクレ状が顕著。縁部に内被膜破片を垂下。

 柄は上位に繊維状つばあり、その上方は汚白色平滑、下方は黄色地に笠と同様の鱗片あり、円柱状。中実だが,基部付近はやや中空。
 ヒダは淡黄色、直生してやや密。
 肉は淡黄色-帯緑黄色、中央部分が特に厚い。


〔似たキノコ〕
 ⇒ スギタケ

ツチスギタケモドキ_20011013 千歳
ツチスギタケモドキ_20011013 千歳 ツチスギタケモドキ_20171008 eniwa
ツチスギタケモドキ_20211002 桜山、胞子紋はさび色、胞子は類楕円形~ソラマメ形、大きさは 4.5~6.5 x 3.5~4.5 µm