ナガエノチャワンタケ

Helvella macropus var. macropus (Pers.) P. Karst.
チャワンタケ目_ノボリリュウ科_ノボリリュウ属


ナガエノチャワンタケ 2010.07.18 恵庭 高田

 
unclear 食毒不明

 広葉樹林に広く分布する普通種。初夏から秋まで発生する。

 円筒形の細長い柄に椀形の子のう盤を生じるチャワンタケである。
 しかし椀の両端が下に湾曲すると同時に縁が反り返って鞍形となることがあり、アシボソノボリリュウタケと間違われることがある。
 長さ2.5−3cmの柄に椀形の子嚢盤をつけ、全体が灰色〜灰褐色。
 子嚢盤は径2−3cmで縁部は内に巻き、裏面は軟毛が密生する。
 柄は下方にやや太まり、表面は軟毛密生。

〔似たキノコ〕
 → アシボソノボリリュウタケ柄は、ほとんど平滑ないしわずかに粉状でクリーム色から淡黄土色。
 → 類似種にクラガタノボリリュウタケ がある。

20170726 sirahatayama
ナガエノチャワンタケ_20170802 sirahatayama ナガエノチャワンタケ_20170802 sirahatayama