夏から秋にかけて林内の地上などに発生する。子実体は子実層のある頭部と柄からなる。
頭部は鞍形、直径 1-3 cm.、子実層面は平滑、薄いねずみ色や淡黄褐色、黄土色など比較的変異が大きい。縁は全縁で普通は柄と癒着しない。
裏面は白っぽく、無毛平滑。
柄は円柱形だがところどころ押しつぶされたようになる事もある。ほとんど平滑ないしわずかに粉状でクリーム色から淡黄土色。内部は乳白色で中空〜髄状。直径
3-5 mm.、高さは 10 cm. を超えることもある。
胞子紋は白色
胞子 18-24 x 11.5-15 μm
〔似たキノコ〕
→ ナガエノチャワンタケは椀の両端が下に湾曲すると同時に縁が反り返って鞍形となることがあり、本種と間違われることがある。
→ クラガタノボリリュウ の裏面は灰色の絨毛を生じる。
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