ミヤマヒメヒラタケ
Panellus ringens (Fr.) Romagn.
ハラタケ目_クヌギタケ科_ワサビタケ属

ミヤマヒメヒラタケ_20190426 桜山

 
 Inedible 食不適 .

 秋〜春(冬)広葉樹(ことにカバノキ属)の枯れ木や倒木、落枝などに多数群生する。

 傘は径0.5〜2.5cm、上面先端部が柄状となり基物に付着する(柄は傘の側面か背面に付く)、表面は帯褐赤色〜肉褐色 乾けば白色の微毛に覆われ、しわを生じる、縁部には放射状の条溝がある

 ひだは肉紅色〜帯紫色、傘と同色で並び方はやや密、ワサビタケに似るが、肉に辛味はなく、ヒダに脈絡がない

 胞子は長楕円形、円柱状、滑らか、薄壁、アミロイド、
 4〜6×1.5〜2μm


〔よく似たきのこ〕
 → 同属の ワサビタケヒダに脈絡があり、肉は噛むと苦味がある。
 → チャヒラタケは表面や肉質がゼラチン質。

この個体は柄が傘の背面に付いている
 胞子は長楕円形、円柱状、4〜6×1.5〜2μm