シモフリヌメリガサやコケイロヌメリガサに類似するが、トウヒやツガ、アカエゾマツなどの針葉樹林に発生する。菌根菌と考えられていたが、木の根に寄生している可能性があるということです。
傘径3~6cm、饅頭型から中心部を高くし平らに開き、表面は強い粘性で繊維状、オリーブグリーンで中央部は濃い苔色。
ヒダは直生状垂生、白色、疎。
つばより下部の柄はオリーブ褐色の薄い鱗片で覆われる。
〔似たキノコ〕
→ マツノコケイロヌメリガサ 近縁種 H. korhonenii の傘は色は暗褐色~灰褐色でオリーブグリーンの色調を含まない。
マツノコケイロヌメリガサ H.olivaceoalbus の胞子は10.5-16.0 × 6.7-8.7 µm、担子器は2~4胞子。
H.korhonenii の胞子は10-14 × 5.2-7.5 µm、担子器は4胞子。
→ シモフリヌメリガサ のひだは白色のち淡黄色、または淡黄色から成長とともに茶色がかる。
つばより下部の柄はオリーブ色や淡黄色、時々オレンジ色がかっている。
→ フユヤマタケは 本種の近縁種で小型(1~3cm)
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