旧チャダイゴケ科(現在はハラタケ科に変更)という小型菌のグループがある。
チャダイとは「茶台」のことで湯飲茶碗を載せる茶托に足が付いているものを指す。
外面ははじめ白色の密毛に覆われ、のち淡褐色〜暗褐色のコップ形、最初ドーム型の蓋が付いているが後になくなる。
内面は平滑、淡褐色で光沢がある。
直径が数ミリ程度の小さなコップの中に、胞子の詰まったペリジオール(小塊粒)をたくさん作り、雨粒が当たることで飛び出して散らばる。
ペリジオール(小塊粒)は径 0.5〜0.8 o、黄褐色〜赤褐色。
〔似たキノコ〕
→ ツネノチャダイゴケ の小塊粒は径 0.8〜1.2 o、黄白色〜黒褐色。
→ ハタケチャダイゴケ はコップ状倒円錐形。 |