キウロコタケ

Stereum hirsutum (Willd.) Pers.
ベニタケ目_ウロコタケ科_キウロコタケ属


キウロコタケ_20121016 sakurayama

 
awful taste 食不適

 春から晩秋にかけ,広葉樹の倒木や太い枯れ枝上に発生する。

 膏薬状に広く背着し,上部は反転して狭い棚状のかさとなる。かさの表面は不明瞭な環紋をあらわし,微細な毛におおわれる。

 裏面の子実層托はほとんど平滑で黄色〜黄白色。子実体は,傷つけても赤褐色に変色しない。
 老成した菌は、これがキウロコタケかと目を疑うほど変わって見える。


〔似たキノコ〕
 → チャウロコタケ の表面の毛は目立たない。
 → チウロコタケは同属のきのこ
 → コガネニカワタケ近縁種 (Tremella aurantia) は本種に寄生する

キウロコタケケ_20090711_桜山
裏面
20121016 20121016 sakurayama
20121016 sakurayama 0090618_naebokouenn





不明種
(キウロコタケ類似種)

Stereum sp.
ベニタケ目_ウロコタケ科_キウロコタケ属?

 
awful taste 食不適

 キウロコタケに似るが、かさの表面は無毛です。

〔似たキノコ〕
 → 

キウロコタケケ類似種_20200920_丸山
裏面