ハナビラダクリオキン

(別名;モモイロダクリオキン、モモイロニカワタケ)
Dacrymyces chrysospermus Berk. & M.A. Curtis
アカキクラゲ目_アカキクラゲ科_アカキクラゲ属

ハナビラダクリオキン_20141006森林公園

 
awful taste 食不適

 5月〜11月。針葉樹の枯れた幹に単性〜群生する。
 子実体は、雨天時の1年中いつでも出現する可能性があります。ただし、これは、アカキクラゲ綱の他の多くのメンバーと共有されている特性であるため、あまり役立つ識別機能ではありません。

 子実体は幅1〜6 cm、高さ 2.5 cmまで。
 はじめ洋コマ状・クッション状から不規則な脳のような、または葉状のゼラチン状の塊、黄色がかったオレンジ色。
 付着点の近くは白っぽい


[似たきのこ]
 → ハナビラダクリオキンとコガネニカワタケは、典型的な姿をしてれば見間違うことはないが、いずれとも判別しにくいものも多い。
 その場合は担子器や胞子を検鏡してみると、シロキクラゲ科タイプと明らかに違うので容易に確認できる。

  
20191019_森林総研
 
   
ハナビラダクリオキン_20150719_円山林道
ハナビラダクリオキン_20150719_丸山林道、担子胞子は薄壁、12〜23 × 5〜10 μm、3〜7 隔壁